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いざ、江の島
- 2011/10/02(Sun) -
PA020006.jpg
2011.10.2 μ1030

カヤックでしばらく海に出ぬうちに季節が変わっていた。
海辺に住むようになって夏が終わる切なさとというか、物悲しさというのを感じるようになった。言わばサザンがまさにぴったりの季節とも言えるけど、それも越えて今日はもう冬の気配すら感じる。
夏の間、毎日当たり前のように吹いていた南風は、9月のある日を境にその向きを変えた。東から吹くようになると葉山の海は静まり返る。

そして今日もべた凪の一日だった。目標は写真中央の江の島。自宅近くの海岸から直線で何キロあるか忘れてしまったが、2時間程度の距離だった。
海上はヨットの帆が至る所で立ち並び、大学生なのだろう、競技の練習をしていた。
30代か40代、それ以上か、何艇ものジェットボードが破壊的な音をかき鳴らしてぶんぶん過ぎ去っていく。
海辺の公園では、さざ波を聞き芝に寝転がるヨガの群れが公園を占拠していた。
釣り師は電車内の渋滞の様な狭苦しさで、岩場にひしめきしきりと竿をふるい、釣れないあてつけか、近くを通ると「もっと遠くへ離れろ」と僕らにどなり散らす。一瞬腹立つ瞬間だけど、すぐに忘れられる。
江の島へ上陸後もやはり人で溢れていた。
昼飯に注文した生シラスも丼ご飯の上で溢れていた。
震災から早半年。あれだけの恐怖を見せつけられたけれ恐れ慄いていたけれど、海にまた呼び戻されている。
「何が起きても変じゃない、そんな時代さ、覚悟はできてる」一昔前のミスチルの曲が海ではいつも頭の中をこだましている。


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隣人は愛せません、という宿
- 2011/10/02(Sun) -
664-09.jpg
2002.12.16 CONTAX T3

宿としてはニュージーランド南島の最も南に位置するというこの場所を目指して、前日テクテク迷いながら漕いできたのだけど、泊ることができなかった。周囲10kmに民家などない場所だっただけに、近くまできて「バックパーカーズ」と書かれた宿に飛び込んでチェックインしてから気づいたのだった。宿違いだったと。
ニュージランドを自転車で周る旅行者の多くがバイブルとして活用している「パドラーズパラダイス」という、とても売れ行き、採算度外視のマニアックな小冊子にも、「サイクリスト御用達の宿」として認定されていた。
ところが受付、案内をしてくれた男性は無愛想、どこがフレンドリーだ!と嘆いていたが、単に一軒隣の宿に焦って入りこんでしまったのだった。

翌朝泊りたかったこの宿を覗いてみた。入口に立つと「どうぞどうぞ」と笑顔で招き入れてくれた奥さんがいて、雰囲気からしてとても隣の宿とはけた違いにいい。
何も最果てのこの地まできて、宿を間違えなくても良かったのだけど、誰も訪れる人などいなそうな辺鄙な、そして無人区間のこの場所に、2軒仲良くバックパッカーズが並んでいるなどとは思いもよらなかったのだ。
しかし聞けば、「仲良く」というのは誤りで、この2軒犬猿の仲だった。
「こっちで予約していたお客が間違えたのを分かっていて知らせず自分のところに宿泊させた」というところまではまだ可愛い話だったが、次第に話はエスカレートしていき、
「隣の宿の親父に大切なペット(犬)を撃ち殺された」とどこまで本当か嘘か分からない話まで飛び出してきた。
どうやら相当憎みあっているらしい。

まあでも、はるか遠方から来た僕にはとても親切極まりなく、ちょっとしたお菓子やら飲み物をご馳走してくれたりしたので、そんな隣人への悪口を聞かされたことには目を瞑り、黙っていてあげよう。
そしてこのご夫婦、とても仲がよかった。二世帯住宅のような隣り合わせのすぐそこに共通の敵がいることもプラスに働いているのかもしれない。
今は和解しているといいのだけど。
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