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偉大なドラえもん
- 2011/07/22(Fri) -
DSC03570.jpg
2011.6.22 NEX-5

この日も走り始めてはや90km。全線ほぼ登りでかなりへとへとにくたびれていた。
進めば進むほどに民家は途絶えていき、買い食いできるお店もなくなっていた。そのため休憩をとるタイミングが計れず、だらだらと自転車を漕ぎ続けていた。

Khek Noiという名の山岳民族が暮らしている集落近くまで来ていたことは分かっていた。何かお店があるかもしれないと期待していたところ、ようやくお土産やらしきものが立ち並んでいるところを見つけた一体誰がこんな場所で買い物する人などいるのだろうか、と思えるような静かで何もない場所だった。おそらくその日の客は僕だけだったのだろう。間違いない。現に一時間ほど子供相手に話していたけど、誰ひとり訪れる人はいなかった。
一軒だけ残してすべての店がクローズしている。その空いていたお店を覗くと、民族衣装や独特の織物が売っていたが、冷たい飲み物は手に入らなかった。

やれやれと自転車を止め、見晴らしのいい東屋を見つけ休んでいると、そのお店の親子が話しかけてきた。
見ればドラえもんのTシャツ。子供は怖くて泣きそうな表情をしながら、どうやら僕に近づきたいようだった。
怖いものみたさなのだろう。
僕も子供に好かれようと、唯一の共通話題だと思われたドラえもんをエサに、ヘタクソなタイ語で話かけてみた。しかしこの国の言語発音は「ドラえもん」というのですら声調という複雑な上げ下げ抑揚があって、まるで彼には通じていないようだった。

タイでのドラえもん普及度は高い。
車のナンバープレートのはドラえもん。
掛け時計もドラえもん。
テレビをつけてもドラえもんと日本は相当外貨を稼いでいるのではないだろうか。

そう言えばどこかの屋台でおばちゃんと話していたとき、覚えていたのに思い出せないタイ語にもじもじ言葉を返せずにいたら、「あんたそういやのび太みたいだね」と言われた。
ドラえもんは偉大だけど、のび太と言われて僕は深く傷ついたのだった。


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