スポンサーサイト
- --/--/--(--) -
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
ヘンリー
- 2011/12/23(Fri) -

2011.12.20 Ricoh PX

昨晩宿で、挨拶程度しかしなかった、ヘンリーという自転車乗りと朝ご飯で一緒になった。
僕が質素な飯を先に食べていると、横で苦しそうに顔を歪めている。何かの病気持ちか?と気になったが聞けなかった。
同じ方向へ進むことが分かっていたけど、食事の注文すらまだしていなかったことと、会話がお互い弾まず気を遣うため、僕だけ先に出発することにした。

少ししてから、ヘンリーが左手をポケットに突っこみながら僕のことを抜き去っていく。気取った奴め、と思いながら後ろから付いて走っていった。
僕はあえてタイヤの空気を緩めにいれているのだけど、朝方ヘンリーはその緩さを見抜き注意して来た。走るスピード感といいなんだか只者ではないようだ。

長い長い下り坂からが始まった。自然とスピードが出るが、砂利道でも弾丸のように飛ばしていくヘンリーには追いつけない。
見えなくなるほど差をつけられしばらくした後、彼が道端で止まっていた。自転車のブレーキを付け替えが必要になったらしい。僕も立ち止まった。

難しい作業を片手でこなそうとしているのを見て、ようやく気づいた、左手が使えないのだということに。
聞けば南アメリカ大陸もどこも自転車で旅しているという。修理も自転車を支えるのもすべて片手でこなさなくてはならないのだと思うと、両手を不自由なく使えていることをありがたく思う。
修理を手伝ったのち、長きありがたき下りも、ヘンリーの知られざる苦労を考えている間に終わってしまった。
途中で彼とは別れ、その後街中で会うこともなかった。

長かった訳380km道のり。
その最後、市街地に入り宿を見つける頃合いで以前の後輪グラグラを感じた。タイヤが裂ける予兆に間違いない。こんなゴール間近でタイヤ交換などしたくない。なんとか宿を見つけ決めたところまで裂けずに済んだ。
落ち着いてタイヤ交換すると、見事に劣化で亀裂が入っていた。
タイ最南部で買い替えたタイヤで、よくここまで長いこと持ち堪えてくれた。自転車の肝心要の使いきったタイヤに感謝感謝。
関連記事
スポンサーサイト
この記事のURL | サイクリング ラオス-ベトナム | CM(1) | TB(0) | ▲ top
<<タイでのやり残しラストラン | メイン | サバイディー!>>
コメント
-メリクリです-
旅をしているといろんな人に会いますよね。
その出会いもその時々(場所・体調・時間)などで、さまざまな形に変化します。

同じ自転車乗りの2人が、2度・3度とその道程で出会い交流していくのは、私たちのような普通の旅行者とはまた違った感慨があるんでしょうね・・。

早めのタイヤ交換、さすがです。
どうぞお気をつけて旅をお続けください。

クリスマスの今日はどこの場所を走って、どんな人と出会っているんでしょう・・。
できれば年内のアップ期待しています。
2011/12/25 18:27  | URL | ひろ #-[ 編集] |  ▲ top


コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://yasufreeman.blog53.fc2.com/tb.php/186-a4978785
| メイン |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。