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みんなの川
- 2012/02/15(Wed) -
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2012.1.6 RicohPX

この日より5日ほど前の話。運よく川沿いの宿を見つけ、サイクリングで火照った体を冷やそうと僕は川へ一目散に飛び込んだ。これまでマレーシアでもタイでもどこも濁った川しか見ていなかったのだけど、雨が少ない時期だったためか川はとても澄んでいて、泳いでいてとても気持ちよかった。
上流ともなるとやはり水質がちがうなぁ、と喜んでいたのだけど、そこから川を自転車と船で遡るにつれ、多くの人や水牛、時に豚が川で水浴びしたり、川岸をてくてく散歩したりしているのを見て、泳ぐのやめておけばよかったかも、と後悔した。
大量の洗濯ものの中にはきっとパンツも洗っているだろうし、家に風呂など備えていない人は川を頼りに毎日水浴びしているのだろう。

まぁ水浴び程度ならと思っていたが、そのはるか上流では車が川を横切り、バイクをじゃぶじゃぶ水につけて洗っている人がいた。そのすぐそばでは普通に水浴びしている人もいる。

この時期特有の増水なのか、それとも橋は洪水で流れ去ったのか、ベトナムへと続く道はこの一本しかない幹線路なのに、道は川で寸断されていた。
ここら辺りの人はどうやらほとんど川を頼りに暮らしているようだ。
近くに歩いて渡ることのできる頼りなきつり橋が架けてあって、僕らは濡れることもなく渡ることはできた。

「うーむ。。。」
まぁバイク数百台が一斉にじゃばじゃば泡だて洗われているわけでもない。人口も少ないし、わざわざリスクを冒して川を横切る高価な車もそう多くはないだろう。
誰のものでもないしみんなが自由に川を共有しているのだけど、その汚す元となっているのは我らが日本の車であり、日本製の小奇麗なバイクでもある。
油も汚れも何もかも下流へと流されていくのだろう。環境保全云々を彼らに諭すわけにもいかず、僕は笑って眺めることしかできなかった。
このはるか下流では幾千もの人達が髪を洗い、汗を流しているのを僕は見てきた。
川魚を食べて、子供達は盛んに川で泳いで遊び、道路もないため生活のための水を川に頼った集落も見てきた。

日本でこんなことすればたちまち通報でもされるに違いない。河原で裸になって石鹸を泡だてながら水浴びしても然り。
まぁ東京近郊の川はどこもかしこもコンクリで囲まれてバイクを河原に持ち込めるところの方が珍しいか。
「近づかないこと」「遊ばないこと」などと川から僕らの生活は切り離されて行く。

ここはみんなの川です、だから「水浴びしないこと」「バイクを洗わないこと」「無理に川を車で横断しないこと」など掲げようものなら、彼らの生活は成り立たなくなるだろう。
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