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いざ!国境へ
- 2012/02/17(Fri) -
RIMG0347.jpg
2012.1.7 RicohPX
これまで国境越えには散々あれやこれやで苦しめられてきたけれど、ここでの苦しみは坂だけだった。

正午近くになってこの国境ゲートに着いた。
だが、まるで人の気配がない。建物の中を除いても人っ子一人おらず、対応してくれる人がいない。
この日の目的地ディエンビエンフーまでまだ何キロ残しているか分からず、また登り下りを繰り返すことも考えられたため、さっさとボーダーを越えたかったのだけど、どうやら業務時間外で、昼寝か昼飯で出て行った管理官達が戻ってくるのを待つしかなさそうだった。
ポツリと一軒峠茶屋のようなレストランがあった。勝手にこのゲートの先を越えてその店に入っていいのかどうかと躊躇われたけれど、制止する人もいないから、まあ問題ないのだろう。
こんな僻地だけどテレビが放映されていた。
ラオスとベトナムのボーダーのまさにそのライン上で、まさかタイのテレビ番組を観せられるとは思いもしなかった。ラオスであまり通用しなかった僕のタイ語が、テレビから流れてきているのを聞いているだけで何だか懐かしい気持ちになる。

小一時間、食事して時間を潰し、ようやく建物に人影が見えたので戻る。
ラオスはこうしてあっけなく出国。僕の地図には、個人旅行者はここを通過することはできないかも、と書いてあったから不安だったが、何にも問いただされることはなかった。

ここからベトナム入国ゲートに向けて再び走りだす。
あれ?おかしい。走れども走れどもベトナム側の入国スタンプを押してくれるはずの入国管理所がない。道はわずかに下り始めたため、うっかり通りすぎて後でもどろうなんてことは死んでもしたくない。
見逃すって言ったってどこにも建物だどなかったはずだ。
2km走りそれっぽい建物が見えてきた。20人ばかりがどんちゃん騒ぎをしていて、ベトナムは国境ゲートで飲み会をするのか?と驚いていたら、中の人がここは入れないとジェスチャーをしていた。
仕方なしにまた先へと進む、下る。
雲を抜け空は明るさを取り戻してきた。でもゲートが見つからない。
5kmほど走ると、ベトナムの距離ポスト(次の街まで何キロと書かれた)があった。
間違いない、もうここはベトナムなのだ。でも僕らのパスポートにはまだスタンプがない。無国籍地帯を走っているのだ。看板はアルファベット風のベトナム語に表示が変わった。タイからラオスまで苦しめられ興味を持ち、そして学んで読めるようになったあのにょろ文字ともこれでお別れだ。

さらにだいぶ下った先にゲートがあった。ハノイで「なんでお前のパスポートに入国スタンプがないのだ」と問われた時に返す英語を考え始めた矢先のことだった。

ゲートはここも静まりかえっている。始めて出会うベトナムのベトナム人は少し虚勢を張った制服の役人達だった。「サバイデイ-!ニコっ」みたいな挨拶はもうこの国では味わえないようだ。
彼らの一人が突然僕のカメラを奪い取って目の前で写真を撮った。すぐに返してくれはしたが、これまでの国とはどうも勝手が違うようだ。

みさらったのパスポートを時間をかけて念入りに、ペラペラめくってみては眺めている入国管理官殿。彼女のパスポートは更新したばかりでラオス以外のスタンプは押されていない。
どこも見るべきところはないのだが、そのスローな確認の意図がなぜだかわからない。賄賂か?とも思ったが何も求められることなく返された。
ここ数年のサイクリングでスタンプだらけとなった僕のパスポートは、すぐさま入国スタンプを押されて返してくれた。なんだか分からないことだらけのベトナムの始まりだった。

ここから一気に下り、少しだけ登り、また長々と下りが続いた。
人気のない国境、制服を来た役人達、どんより雲でベトナムのファーストインパクトは「暗い」というものだったが、街へと降りるにつれ、にこやかな人達とすれ違い始め、アジアらしい顔を見せ始めた。

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