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日食の記憶
- 2012/05/25(Fri) -
DSC05627.jpg
2012.5.21 NEX-5

震災前の2月、冬の富士登山に挑んで失敗した時以来の御殿場口五合目で、雲海の上に浮かぶ金環日食を見ようと前日からキャンプしていた。
朝5時にテントから顔を出すと朝焼けはそれらしい色を見せているが、どんよりと雲が空を覆っている。
空は広くて観察にはもってこいの場所だというのに人はまばらで、晴れてくれてでもいさえすれば最高の場所だったに違いない

雨も降り出し、日食ですらほぼ諦めていたのだけど、何度か雲の合間に日がかけている姿だけをみることはできた。
初めてのことだったかと思っていたけど、少ししてから小学生の時父と共に見た思い出が記憶の果てからふと蘇った。
その時までその記憶は全く覚えていなかったし、何時間も何日も前から話題になり日食日食と言っていたのに、その思い出はどこかに眠っていたのだ。
匂い、音、既視感等で忘れていた記憶がふとした瞬間に呼び戻されることはあったけれど、日食でもそんな体験ができるとは思ってもいなかった。
その頃はまだ日食などなんのことだか分からずに、薦められるがままネガフィルムかなんかのシートを手にして空を見ていたのだろう。そんなやさしい思い出はとてもうれしかった。
その時その場所で起こるたくさんの出来事はきっと、脳みそのしわのどこかに刻まれ続けていくのだろうから、日々その一瞬でも大切に過ごさなくちゃと改めて思う。

結局のところ金環日食の時間帯はぶ厚い雲に遮られ見ることは叶わなかった。
前夜から富士山を間近に見ながら無料でキャンプして、ここで得られた心地よい時間は十分お釣りがくるほど楽しく過ごしたのだから、金環などなんだ、日食観られただけでいいさと思いながら下山した。
直後に都内からバスで来た会社の同僚と御殿場駅で合流すると「会社行こうと家出て、ふと上見たら金環状態でした」とあけすけにもそう僕に告げた。
悔しい。やっぱり見たかったなぁ。
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