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スマトラの子供達
- 2010/10/04(Mon) -
P6180308.jpg
2010.6.18 μ1030

1時間で20km進むともう休憩欲が出てきて、店先に冷蔵庫はないかとただそれだけチェックしながら漕ぎ進む。店だと思ったら普通の民家だったり、たとえ店だったとしても、冷蔵庫は自分たちのものだけを冷やしていて、ねっとりとぬるいジュースしか置いていなかったりする。
一軒めぼしいところを見つけ冷えたジュースはないかと、お店の中へ顔をのぞかせたら、家の中はテレビゲームに夢中になっている子供たちがたくさんいた。お母さんは一人だけのようで、どうやらこの数からすると里子か身寄りのない子を引き取っているのだろう。6人7人かと思えば奥から次々に子供たちがわらわらと出てきた。

どこぞの国から来た見ず知らずの男にみな興味深々といった様子なのだけど、いざ接近してみるとはにかみ屋が多く、一人寄ってきては何かを尋ねてきて「わーっ」といって逃げ、また別の子がじわじわと寄ってきて何かを言ったかと思えばまた「わーっ」といって逃げる。まるで休憩にはならない。

一通りそんな個人面談が終わったところで「はい集合~!」とカメラを向けるといい顔してにじり寄って集まってくれる。こうして彼らから元気をもらったのだけど、僕には何も返すものがなかった。

数キロ走り去ったところでふと、「なぜ僕は少しでも援助をしてあげるような申し出ができなかったのだろう」という思いで悔やんだ。往々にしてインドネシアの田舎で出会う人たちは施しや喜捨を求めてきたりはしない。
それにも増して彼らと接していると、僕らより豊かな生活を送っているように思えてしまうからだ。

しかし返すものが何もない、というのも情けないのだが、自転車で旅する妙な男がいたことを、彼らの記憶のどこかに留めておいてくれればなぁと思う。道はどこまでも続き、遠い日本までもつながっていて、そこを目指しているということは子供たちに伝わっただろうか。
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