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リゾートラッシュが貧困を生む
- 2010/10/06(Wed) -
PC160043.jpg
2009.12.16 μ1030

「とーちゃん、ほら、カメラカメラ」
「んーっ?」利発そうで大人しい息子の呼びかけに、連絡先を書き込んでいたとーちゃんはのんびりとカメラを見上げた。

バリ島中心部の喧騒からようやく外れ、小腹も満たそうとお店に立ち寄る。
中に一組の親子が食事中で、僕を見かけるなりとーちゃんは英語で話しかけてきた。

彼は「チャッチャッチャ」で有名なウブドに住んでいて、アメリカ人とビジネスをしているとかで英語が達者だった。そんな彼からバリの現状について話を聞くことになる。とても興味深い話だった。

「私はバリの将来がとても心配なんだ」ととーちゃんは子供を見て言う。
何が心配なのかと問うと、
「今バリの人達は、新車欲しさに目先の現金収入にとらわれて、自分たちの土地をどんどん切り売りしてしまっているんだ」と話始める。
言ってみればこういう図式で、
ハゲタカファンド巨大リゾート建設計画→土地を叩いて買う→バリ人安く土地を売る→土地、家を失う→新車は欲しい→金がなくなる→家も土地もなく賃貸生活へ→子供たちの将来住む家がない→貧困化
といった問題のようだ。

彼のように将来を子供のために今の状況を深く心配している人は珍しい。
そんなとーちゃんが大好きな息子は、ようやく僕との長話を終えたとーちゃんに安堵し、嬉しそうにバイクの後ろに乗って、ライステラスが美しいウブドの方へと去って行った。
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