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いろんな人に支えられて
- 2013/08/23(Fri) -
RIMG0149.jpg
2013.8.20 RicohPX
DAY7 Otjeom-gil - Chunjangdae Beach춘 장대해수욕장 33km

干上がった海の上、カヤックを引きながら歩き、再度陸に戻って荷物を持ってまたも歩く。
潮がまだ少しでも引き、僕が向かう向きへと潮流の流れが残っているうちに出発したかった。
カヤックを水際におき、荷物をとりに戻っている間にどんどん水は引いていく。干満の差は7mだった。

まずは島と島の狭い隙間を抜ける。いつの間に昨日の海上保安の船が後ろについていた。今日はかなり近いところいる。
昨日も一言も交わさず、一定の距離感を保ちながら離れた場所で見守ってくれていたのだけど、島を抜けたあたりで突然スピーカーで声が聞こえてきた。
「Yasushiさん、Here is so デンジャラスなんとかかんとか」
うねりも風も弱く、岸から離れているからといってどこにもリスクなどなさそうだった。強いて言えば大型船の航路ということぐらいか。でも5km四方大型の船は一艘もなかった。
ただ見ているだけで何もしない船かと思っていたが、肝心なところでは介入してくるらしい。
パドルを急いで回すふりを見せる。やはり早く漕ぎ抜けろということらしい。
まだここでは潮流は僕の見方だった。7km/h平均で南へと進んでいる。

突き出た岬へと無上陸一気に突き抜ける予定だった。
干潮の時間をむかえ1時間後にはまるでスピードが出なくなってしまった。わずか3km/h程度だ。
前半調子良く進んでいたが、夕方の到着できるかどうか心配になってくる。

空ではまたドンパチが始まっていた。超高速でしかも低空で戦闘機が数分おきに追いかけっこをしては何かを飛ばして爆破する音が聞こえている。
思わず保安船の方を振り返るが特にお咎めもなし。ただ黙ってついてくるだけだった。

まだ遠くに見えている港に上陸するか目の前のビーチに到着するかで悩む。
風はいつしか西風に変わり、ビーチに波が打ち寄せていた。というのは、波打ち際で気づいた。
何度も後ろから波に押され、かろうじて沈せず波乗りしながら砂浜に着いた。
今日は出迎えが多かった。3人のPoliceが着くなり僕の写真を撮りだした。何用だろうか分からないが、なんだか嬉しそうに撮っているところをみると、馬鹿な日本人が海を移動している噂が海上保安の連中には拡がっているのだろう。
彼らが喜んで一緒にカヤックを砂浜から陸まで長い距離を運んでくれる。するとまじめなPoliceが来て、パトカーで話をということで彼に従う。
幸いにしてか不幸にしてか、若いPoliceの1人は英語が話せた。上司からいろいろ言われているのだろう。
彼の要求は「二時間おきに海上から電話してくれ」だった。
それはできないということを何度言っても引かない。
さすがに申し訳ないのだけどキレた口調を装って強い口調で出来ない理由をまくしたてる。
彼の要求に従うとたくさん電話をかけなければならない。
①Taean(郡)の警察 ※出発と到着時。たまにわずかに日本語のできる女性が出てくれる。
②122 海上保安緊急連絡先 ※到着時
③英語の彼が勤務する派出所。※出発と到着時。
④シチュエーションオフィス ※2時間おき
あのどでかい船は何のためについてきているのだか分からない。
高い国際電話通話料を支払ってくれるのか?パドルを持ちながらどうやって電話するのだ?充電きれたら肝心な時に電話できないぞ、など思いつく限りのことを彼に伝えたら、上司に伝えてくれたようだ。

すっかりやりとりに疲れ、一番近くの宿へ向かった。これまでずっとテントだったこともあり、少し体も休めたかった。受付のおばちゃんは初めこそ怪訝な感じだったけど、親切極まりなかった。歌うように話をしてくるおばちゃんと歩いていると元気が出てくる。近くの食堂まで一緒に歩いてオーダーしてくれたり、野菜をくれたり、洗濯ものまで干してくれていたのには参った。
レストランの人たちも、サービスサービスと言って安い値段でお腹いっぱい食べさせてくれる。
お肉こそないけど、大量のアサリに10種ほどの韓国らしい小皿料理にご飯。

夜はここ数年で最高のサンセットだった。水平線に沈む夕陽だった。雲にも山にも遮られていない。
これで明日も元気よく迎えられそうだ。

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