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二日目の肉体労働
- 2013/09/03(Tue) -
DSC07017.jpg
2013.8.30 NEX-5

台風が南から向かって来ている影響だろう、早朝から雷が鳴り響いていたが、天気予報では次第に晴れ、風もほとんどない一日となるはずだった。昨日と同じように一郎おじさまと向かい合っておばあちゃんが用意してくれる朝食を食べながら、カヤックで出発することを告げる。食べ終わると派出所にまず僕を連れて行ってくれた。
派出所には昨日食事を届けてくれた子ともう一人の警察官、二人は出発することに同意してくれている。彼らと話をしている間に、僕が出発することになるのだろうと思った一郎おじさまは、昨日の賃金だといって5000円ばかりを僕に握らせるのだった。対価としてすでにおいしい家庭料理に部屋、そして経験を受け取っている。散々断ったのだけれど、結局は負けた。数日前までウォンがなくて困っていたのだけど、財布にお札が増えた。

この天気であれば何としてでも出発したかった。一日たりとも無駄にはできないし、明日の方が状況は悪化する。派出所二人は目の前の海をみていて大丈夫だと確信しているのだけど、海洋警察の本部のお偉方達が電話先で出航禁止と言っている。
派出所の人は僕との板挟みとなりかわいそうだったため、直接電話で話をさせてもらい、交渉する。台風が近づいてきているからの一点張りで出発は許可できないという。風でもないうねりでもない、ただ遠くに台風があるというだけで出航を頑なに拒まれ、余計腹が立って完全にキレモードで怒りをあらわにして話をしていた。派出所の彼らも電話先のお偉方に呆れていて味方してくれている。
とはいえ権力に勝てず、出航は許されず、派出所を出ると一郎おじさまが待っていて、車に乗ると何も言わずに昨日の現場へと僕は連れて行かれたのだった。
この天気で海に出ないことが不思議そうな表情をみせる仕事仲間たち。もう一日頑張って働いてみようと気持ちを入れ替えるが、腹立ちは収まらない。黙々と海苔漁のためのネットを仕上げる。
昼は男五人で車に乗って隣の集落まで行った。お勧めの石焼ビビンバを頂く。言葉はほとんど通じないけれどワイワイ昼からビール飲みながら食べている間に腹立ちも少し収まった。

仕事に戻る。何度も一郎おじさまが差し入れのアイスやらジュースを持ってきてくれるのだけど、不思議なことに誰も礼など口にだしたり、態度でも示さないことだった。
いつもの自分の仕事がどれだけ楽していることか。PCをぱちぱちいじっているだけではないか。人間の生活に欠かせない彼らの仕事を毎日続けることは本当に大変だろう。
この日は結局19時近くまで働いた。

夜、ローミングをオンにしていたら電話が入った。マギョンポーという派出所でステイを数日させてもらったのだけど、そこの年配の警察官からだった。出会いがしら文句を言われ感じの悪かった人だけど、英語が使える人で、話をしているうちに打ち解けた人だった。どうしているのか心配になったらしい。
現場の警察の人たちに散々お世話になり、顔を合わせぬ電話さきの警察とは対立している。
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