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メーテルなき銀河鉄道の旅
- 2013/09/04(Wed) -
RIMG0378.jpg
2013.9.1 RicohPX
DAY15 Maryang - Jijuk-ri 49km

気づけばパドルとともにクラゲがたくさん横に流れていた。もう9月に入ったのだ。
残りの日数と距離とを考えると、もう遊んでる余裕も漁師仕事している猶予もなく、またひとたび天気さえ荒れてしまうと目的を果たせない。毎日必死に漕いで先へ先へと向かわないとならない。

先を急ぐ旅と化してしまったのだけど、この海域は韓国に来てからこれまでで一番の絶景だった。
小さな屋久島のような島々、ないしは半島から突き出た岬が連続している。10km~20kmの横断は数度重ねながら「あーきれいだな」とか「おぅー」とか1人でぼやきながら一気に東へと向かう。
でもスピードはあまり出ていない。潮のパターンは南へか北へ向かう流れで、時に3km/h、たまに6km/h程度だ。沿岸部にはさほど西から東へと流れる海流が届いてはいないようだった。
のんびりふわりとカヤックをふわりと持ち上げる下げるの波が時々入ってきたりする。
西海岸ではなかったうねりだ。外洋へと近づきつつあることを知る。

この日の当初の目的地まで65km。対馬横断に備え最後の調整をしようと距離を長めにとりたかったのだ。
ちなみにねらうは釜山の手前の巨済島。魏志倭人伝の時代まで遡れば、朝鮮半島から対馬へと海流と潮流を活かして渡ったとするなら、距離的に近い釜山ではなく、ここ巨済島だとされている。2000年近く前の時代の技術に則って僕も航海をして渡りたい。

しかいこの日は結局17時過ぎ、50km地点で先へと進むことを断念したのだった。潮の流れをうまくつかみきれず、時間ばかり費やしてしまった。
疲れもあり先へ進むのを諦めたはいいのだけど、夕方近いため早くこの日の上陸地点を決めなければならなかった。なければ諦めたけれど、さらに先へと進まなければならない。
運よくも岬からひょいと隠れた場所に小さな小さな上陸できる集落を見つけた。

じーさんとばーさまが出迎えてくれた島へと上陸した。
港でキャンプしていいかを彼らに身振り手振りで聞いてみる。着いた先々でいろんな人たちに会う。同じ国なのにどこもまるで違う接し方をされる。
ここはとんでもない僻地だったけど、Wi-Fiが飛んでいたりして怪しくもPCを持ちながら集落内の歩き回り仕事もできた。お酒も売っていた。ご飯やフルーツのおすそ分けにもあずかれた。ばーさんの家の軒先にテントも張れた。ないのはシャワーだけだ。これまでどこでも水で潮を流せたけど、ここではかなわず。
いろんな人が話かけにくるけど、ハングルだけでまるで会話が成り立たない。あっというまに人も去っていき、9時には集落全体が静まりかえっていた。

南側の海岸はまるで銀河鉄道999の旅のようだ。

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