スポンサーサイト
- --/--/--(--) -
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
連続するうねり
- 2010/10/25(Mon) -
P6270602.jpg
2010.6.27 μ1030

スマトラ島のサイクリングも終盤。標高の高い峠道を超えあとは下るだけ、のち平らな道が続くだろうと高低差が色分けされた地図を見て安堵していた。
この日は区間内に宿がなく、140kmを走り抜かなくてはならなかった。下りばかりでへっちゃらだと見誤り、安易な気持ちでスタートしたのだけど、見事期待は裏切られ、果てしなくアップダウンが続く山道に、心底辟易した。10km進んでは休憩し、目的地手前に宿はないか地元の人に聞くが、案の定宿などはなく、決めた通り日没前に宿のある町まで進むしかなかった。

これで最後の登り下りだと期待してもすぐに裏切られ登りに出くわし、また下りを経て登り返す。
これほど苦しいサイクリングは後にも先にもなかった。40km進んでもまだ100km残し、80km進んでも60kmを残す、足し算引き算を常に頭の中で繰り返しながらようやく10時間漕ぎ続けたところ、町の手前10kmまで来てまた「私の家に泊っていけば」と申し出てくれた優しいおばあちゃんに出会った。
そこまで行くと最後まで行かずにはいられず、断ってしまった。大量の汗をシャワーで流した後に味わう極上ビールの誘惑には勝てず先へと急いだ。
日本のようなトンネルや高架橋がないため地形そのまま通された道はうねりがいつまでもどこまでも続く。生易しい気持ちでは乗り切れないのだけど、やはりこうした道を経て汗水困難あってこそ、サイクリングの旅は濃いものになっていく。

いつもこうした逆境に見舞われると、親切な人が運命のように目の前に現れ手を差しのべ僕を助けてくれるから不思議だ。この日も数々の人に助けや親切に僕は励まされたことをはっきりと覚えている。
色がついていたけどわざわざ家の冷蔵庫から冷たい水を持ってきてくれた人。雑談で気持ちを和ませてくれた人。詳しく先の道の行程を近所の人に聞きまくり坂のあるなしを教えてくれた人。そんな溢れる親切の中で走り切ることができたのだった。まぁ厳しい道のりもそう悪くはないなと思うのである。
関連記事
スポンサーサイト
この記事のURL | サイクリング インドネシア② | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<波にも負けず、冬の寒さにも負けず | メイン | 心優しきじーさまと>>
コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://yasufreeman.blog53.fc2.com/tb.php/40-aa3641ac
| メイン |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。