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登山1日目の話
- 2011/01/18(Tue) -
DSC00827.jpg
2010.12.10 NEX-5

登山口から1日目の宿泊地マラングハットまでは極めて緩やかな登りだった。

ちらちら雨もぱらつき出した中でのスタート。意外にも森は深く静かな山歩きを楽しめると思った矢先、開始後15分。この森が一旦途切れたところで、どこからともなく子供たちが現れ、突如僕の周りを取り囲んだ。
「ねぇ、僕の写真撮りたくない?」と得意げな顔をした子供が現れる。
かと思えば、「このカメレオン君と遊んで行かない?」と棒の先にアラレちゃんのほよよっとつき出すウンチのように、ほれほれと地味な色した確かにカメレオンを突きつけてくる子供がいる。
知らんわ、と無視して再び歩き始めると、5人ばかりのその子供たちは動ぜず、真横を歩いてついてくる。
何も買わない、撮らない、遊ばないということが分かると、子供達は、
「キリマンジャーロ♪、キリマンジャーロ♪」と変な抑揚をつけて歌い始めた。そのどうしようもない歌声を歩きながら聴くこと1分。
「ねぇ、今僕らの歌聞いたでしょ?はいっ、ギブミーワンダラー」
と手を差しだしてくる。大した商魂ではある。頼みもしないのに、押しつけがましいにもほどがあった。
「何にもいらんわ!」と怒鳴ると、「ちぇっ、ケチなの」とでもいうような顔をして子供たちは元の道へ戻って行ったのだった。

この道を歩いていると、登山からの帰り道なのだろう、別グループのポーター達が荷物を頭に乗せて山から下りて来ていた。
その写真を撮ろうとカメラを構えて、彼らの写真をパチリと納める。
すると、すれ違いざま、
「ギブミーワンダラー」再びである。
なんなんだ?
写真1枚で1ドル要求とはかなりの額ではある。
「景色撮ってただけ」とこちらも応戦してその場はやり過ごした。
また、登山のポーターではないのだろう。刈ってきたばかりと思える竹や、燃料にすると思われる植物を大量に頭に乗せて運びだそうと下ってくる集団がいる。
これはまたいいシャッターチャンスとばかりにカメラを構え、パチリとやると、
「ギブミーワンダラー」である。
もう人を写すのはやめにした。

しばらくすると、雲行きが怪しくなってきた。
いかにも重すぎる荷物を両脇に抱えながら歩いていたガイドのロレンスが、後から僕に追い付いた際、「天気悪くなりそうだね」と聞いてみると、
「まぁ、これならなんとか降らずにもちそうだな」という。
直後、雨は本格的に降り出し、山小屋までの2時間ずぶ濡れの中歩かなければならなかった。
なんだか調子を狂わされることばかりだった。

赤道直下とはいえ、キリマンジャロの山の麓は森に覆われている。その植生はまるで屋久島のようだった。
とはいえ心からこの森を楽しむ心はいろんなことに揺さぶられ、気持ちは高揚感もなく、ただイライラが募った1日目となった。
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